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2025年11月20日

お取り寄せ冷凍食品で大人気のハンバーグ!
でもハンバーグって、そもそもナニ?

網の上でこんがりと焼きあがるハンバーグのイメージ画像

子どもから大人まで大人気のハンバーグ。洋食店の本格的なハンバーグステーキからお弁当のおかず、ファストフードのハンバーガーまで、ハンバーグにはさまざまな形態がありますが、今や私たちの食生活には欠かせない存在です。ですが、そもそもハンバーグはどのようにして生まれ、ここまで普及してきたのでしょうか? その起源にはアメリカはもちろん、ドイツも関係しているようです。今回はみんな知っているようで知らない「ハンバーグの歴史」を調べてみました。

誰もが大好きハンバーグ! でも意外と知らないその歴史

ドイツで生まれてアメリカへ

網の上に並ぶ焼きたてのハンバーグのイメージ画像

ハンバーグのルーツは、ドイツ北部・ハンブルクで生まれた家庭料理「Frikadelle(フリカデレ)」や「Bulette(ブレッテ)」にあるといわれています。これらは、牛や豚の挽き肉にパン粉、玉ねぎ、卵、香辛料を混ぜて丸め、フライパンでこんがり焼いた素朴な料理です。形はやや平たく、日本のハンバーグよりも小ぶりで、肉だねに牛乳を浸したパンを加えることでふんわりと仕上げるのが特徴です。ドイツでは今でも日常的に食卓に上る定番料理で、じゃがいもやグレービーソースを添えて楽しむのが一般的です。
19世紀になると、ドイツからアメリカへ多くの移民が渡り、彼らによって「Hamburg steak(ハンブルグ・ステーキ)」として紹介されました。当時の船旅では保存性を高めるために焼いた挽き肉を食べていたことから、港町ハンブルクの名が付いたともいわれています。ハンブルグ・ステーキは次第にアメリカの食文化に溶け込み、1873年にはニューヨークの高級レストラン「Delmonico’s(デルモニコス)」のメニューにも登場します。

アメリカではハンバーガーにも進化

やがて、アメリカではこのハンブルグ・ステーキがパンに挟まれ、現在のハンバーガーへと進化していきました。

新鮮な野菜とパティをバンズで挟んだハンバーガーがトレーの上に乗ったイメージ画像

実はハンバーガー誕生の起源については諸説あり、100年以上前のことなのでどれが正しいとは判断できません。ただ、一般的には1900年前後にアメリカ各地の屋台や移動販売車で考案されたという説が有力です。
いずれにせよ、この「パンでステーキを挟む」というシンプルな発想が、ハンバーグを一皿の「ステーキ料理」から片手で食べられる「ファストフード」へと変化させました。20世紀に入るとハンバーガーは急速に普及し、アメリカ文化の象徴ともいえる存在に。今日では世界中で親しまれるフードになりました。

日本にハンバーグが来たのは明治時代

ハンバーグが日本に紹介されたのは、文明開化が進んだ明治時代のことです。西洋文化の流入とともに「洋食」という新しい食文化が誕生し、当時の料理書にはトマトソース仕立ての「ハンバーグステーキ」が記載されたという記録が残っています。ただし当時、ハンバーグステーキは高級レストランやホテルの洋食メニューとして提供され、庶民にはまだ少し遠い存在でした。
その後、第二次世界大戦後になると一般家庭でも挽き肉が手に入りやすくなり、「ハンバーグ」という料理が定着し始めます。また、高度経済成長期に入るとレストラン文化が広がり、洋食屋の定番メニューとしてハンバーグはいっそう人気を集めるようになりました。1970年代以降になると、ファミリーレストランの普及やファストフードチェーンの登場によって、ハンバーグとハンバーガーは誰もが気軽に楽しめる国民的料理へと進化していったのです。

家庭料理として定着したハンバーグ

先述のように戦後の日本では、食生活の洋風化が進むとともに、ハンバーグが家庭料理として広く親しまれるようになりました。冷蔵庫の普及や食品保存技術の発展により、家庭でも手軽に洋食を楽しめる時代になったのです。また1960年代以降に冷凍食品やチルド食品が登場したことで、挽き肉から調理しなくても済む「簡単調理のハンバーグ」が人気を集めました。調理の手間が省けることで、ハンバーグは主婦(もしくは主夫)にとって頼れるメニューとなり、家庭での定番のおかずとして普及していきます。
さらに「ミニハンバーグ」や「チーズインハンバーグ」、「和風ソースハンバーグ」など、味のバリエーションも次々に登場。お弁当のおかずとしても扱いやすく、大人から子どもまで幅広い世代に愛されるようになりました。もともとはドイツ・ハンブルクの家庭料理がアメリカを経て日本に伝わったハンバーグですが、現在では日本独自の進化を遂げ、国民食ともいえる存在になったのです。

一方で高級化や健康志向も

家庭で定番のおかずとして愛される一方、ハンバーグは「高級グルメ」としての進化も遂げています。松阪牛100%や黒毛和牛、熟成肉を使用した高級ハンバーグは、百貨店や専門店で贈答用や特別な日のごちそうとして人気を集めているのです。百貨店や専門店には、肉質や脂の甘み、焼き加減にまでこだわり抜かれた逸品が並び、もはや「家庭料理」から「プレミアムディッシュ」へと位置づけが変わりつつあります。
一方で、現代の食生活の多様化に合わせた「健康志向型ハンバーグ」も普及し始めています。糖質オフタイプやカロリー控えめのハンバーグが登場し、ダイエット中でも楽しめるよう改良されています。また、大豆ミートや植物性タンパク質を使った「代替肉ハンバーグ」も注目を集めています。これらは動物性脂肪を抑えながらも、肉のような食感と旨味を再現する技術が活かされており、環境配慮の観点からも支持されています。
さらにグルメ冷凍食品市場の拡大により、こうした高級志向&健康志向のハンバーグはお取り寄せ商品としても人気に。オンラインで気軽に購入できる「レストラン品質の冷凍ハンバーグ」は、忙しい日常に「贅沢な食体験」をもたらしています。

GINZA FROZEN GOURMETでも大人気のハンバーグ

<明治屋>京橋モルチェ監修 伝統のハンバーグ
国産牛100%の粗挽き肉を使用したジューシーで食べ応えのあるハンバーグ

明治屋直営のレストラン 京橋モルチェで人気のメニューをご自宅で。国産牛100%の粗挽き肉を使用したジューシーで食べ応えのあるハンバーグを、赤ワイン香る特製ソースで仕上げました。

<銀座 吉澤>松阪牛 シルクハンバーグステーキ
最上級A5ランクの松阪牛のみを使用した贅沢なハンバーグ

「松阪牛」の名を世に広めた老舗精肉店 銀座 吉澤による、最上級A5ランクの松阪牛のみを使用した贅沢なハンバーグです。
関連記事:「銀座の名店をご紹介!老舗精肉店「銀座吉澤」のシルクハンバーグステーキ」はこちら

まとめ

子どもから大人まで幅広く愛され、すっかり国民食となったハンバーグ。起源はドイツやアメリカにありながらも、日本人の好みと家庭事情に合わせて独自の進化を遂げてきたといえるでしょう。
今やハンバーグは、手軽に楽しめる定番のおかずとしてだけではなく、松阪牛などを使った高級ハンバーグや大豆ミートによる健康志向なものも登場し、お取り寄せグルメとして人気を集めています。また冷凍食品であれば、いつでもあなたのお好きなときにグルメを楽しめます。GINZA FROZEN GOURMETで、ぜひ贅沢な食体験をお楽しみください。

今回紹介した商品はこちら

<明治屋>
京橋モルチェ監修 伝統のハンバーグ

1,080円(税込)

国産牛100%の粗挽き肉を使用したジューシーで食べ応えのあるハンバーグ。

この商品を購入する

<銀座 吉澤>
松阪牛 シルクハンバーグステーキ

1,620円(税込)

最上級A5ランクの松阪牛のみを使用した贅沢なハンバーグ。

この商品を購入する

※本コラムに掲載された情報は、掲載日時点のものとなります。商品の価格や販売情報は予告なく改定・変更・終了させていただく場合がございます。

「松屋オンラインストア コラム編集部」

松屋オンラインストア コラム編集部は、長年培ってきたファンの方に愛される食に関する専門知識を活かし、フローズングルメの魅力を発信しています。素材選びや調理工程、冷凍技術、地域貢献など工夫を凝らし、おいしく楽しい時間を過ごしていただくのが目指す姿です。食の専門家としての視点と、松屋銀座ならではの消費者に寄り添う目線を融合させ、ご自宅でも感動いただく食体験をご提供します。